本書では、Q&A方式で銅版画制作に用いる材料の特徴のほか、身体や環境に与える具体的な危険性についても科学的な根拠を正確かつ平易に示そうと試みました。銅版画制作者らの化学的リテラシーを高めることで、安全かつ再現性を確保した制作が可能となります。技法研究における個人レベルでの成長の礎を築くことで、中長期的には銅版画芸術の質向上につながればと期待しています。
発行日 2023年3月31日
著 者 湊 七雄/大矢雅章/西村文宏
編 集 辺見 海
DTP 株式会社 fuプロダクション
発 行 福井大学教育学部絵画研究室
本研究はJSPS科研費19K00247の助成を受けたものです。
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判型:A5判上製
頁数:312頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0454-2 C0070
装幀:装幀者名 宗利淳一
発売日:2019年12月25日
銅版画とはなにか――その新しい造形的な可能性を追求する。
作家の「内なる思い」を具現化するために描くのではなく、創ること。戦後日本の銅版画作家駒井哲郎、加納光於、深沢幸雄、長谷川潔、浜口陽三らの作品を読みとき、自作品の制作行程を詳細にたどりつつ銅版画の魅力をさぐる。
購入先→水声社
Basil Alkazzi氏の支援によりロンドンで出版された、限定50部、サイン入りのハードカバーカタログ。